日本人に長年愛され続けてきたマルチーズはいったい
どんな性格を持つのでしょう。
ひとことで言うと明るく、強い性格です。
風貌からするとお姫様のようにおっとりとしたイメージがありますが、
意外や意外、活動的で遊びが大好き。
好奇心旺盛で注意力もあるので物覚えも早いほうです。
幼年期の頃から甘やかさずきちんとオン、オフをおしえると
理想的なパートナーになります。
ただ、飼い主が大好きなあまり、人見知りをする傾向もあるので
幼い頃に過保護にせず、いろいろな人と接触させることで
問題行動のない成犬にしたいものです。
「かわいいわんちゃんね〜」とせっかく褒めてくれる人に対して
歯を剥き出して「ガウガウ!」じゃ飼い主としてもばつが悪いですものね。
多少、神経質な一面もありますが、
基本的にマルチーズは人が大好きだし、根に持つような暗い性格ではないので
愛情を持っていろいろなことをおしえればだいじょうぶでしょう。
また、マルチーズは顔に似合わず大胆な気質があることでも知られています。
自分の数倍もある犬に向かって行く向こう見ずなところです。
よく言えば「勇気がある犬」ですが、
一歩間違えれば命取りにもなりかねませんので要注意ですね。
マルチーズの向こう気の強さには要注意です。
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
柴犬
マルチーズの第一のチャームポイントは、
なんといってもあのなめらかで真っ白な美しい被毛でしょう。
毛の一本一本は絹糸のように細くまっすぐで、
輝くような純白のシングルコートです。
見た目の印象ほど抜け毛はほとんどなく、体臭もありません。
が、シー・ズーと同じく長毛種で、
被毛を放っておくとどこまでも伸び続けますので
定期的なグルーミングは言うまでもなく必要です。
めんどくさがりやの人には向かない犬種と言えるでしょう。
毛色の種類はホワイト一色のみです。
最近は耳に少し薄いブラウンが入っている子も見かけられますが
基本的にマルチーズの純血種はホワイトオンリー。
黒いマルチーズはいないようです。
ボディーバランスはやや胴長で、標準的な体重は2〜3kgほど。
体高は平均すると20cm〜25cmくらい。
実にコンパクトな犬種ですね。
マルチーズを正面から見た場合、丸いお顔につぶらな黒い目や鼻が
かわいいバランスでついているといった風貌で、
垂れた耳は低い位置についているのが望ましいとされています。
マルチーズのゆったりと巻かれた尻尾は、
背上で体の側面へ下がるのが理想とされています。
パグのようにクルクルっと強く巻いた尻尾ではなく、
あくまでも大きなカーブがよいとされています。
また、歩行時に背中に巻き上げていた尻尾が、静止した際に
ダランと下がるマルチーズがいるようですが、
これは性格というよりは血統に原因がある場合が多いとか。
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
ラブラドールレトリーバー
マルチーズは小型犬ですので、
やはり小型犬に多い病気はいずれも要注意です。
なかでも膝蓋骨脱臼症(ひざのお皿の脱臼)はマルチーズに特に多い病気です。
先天的なものと後天的なものがあり、
グレードに合わせた治療、あるいは手術が必要な場合もあります。
また、心臓疾患もマルチーズに多いと言われています。
加齢とともに兆候が出る子が多いようですね。
お散歩を嫌がったり、運動後に変な咳を繰り返したり、
突然食が細くなったら一刻も早く獣医さんに診てもらいましょう。
予防としては、若いうちから人間が食べるような
塩分過多の食物(たとえばハム、ジャーキーなど)を与えないことが肝心です。
それから、マルチーズは外耳炎などの耳の病気や目の病気にも要注意です。
気管虚脱も気をつけてあげたい病気です。
口からの空気の出し入れがうまくいかず、
ガチョウのような乾いたせきをするようでしたら獣医さんの元へ。
気管に異常が認められたらカラー(首輪)ではなく、
首に負担をかけないハーネス(胴輪)にして悪化を防ぎましょう。
一つおことわりしておきますが、かかりやすい病気といっても、
必ずその病いを患うわけではありませんので
あまり悲観的にならないでくださいね。
日頃から愛情いっぱいの健康管理をちゃんと行うことが病気予防になるし、
イチ早く不調に気づいてあげられる唯一の方法です。
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア
コッカースパニエル
まっしろで愛らしく、「白い妖精」という異名を持つマルチーズ。
この愛すべき犬種にはどのような歴史があるのでしょう。
歴史がとても古い犬種の起源は、往々にして多くの謎を持つ傾向があります。
マルチーズもそういう犬種の一つです。
紀元前1500年頃に、地中海で貿易を営んでいたフェニキア人水夫たちが、
中継地点であるマルタ島に持ち込んだスピッツ系の犬が
マルチーズの祖先犬だとされています。
やがてシシリー島を経てヨーロッパの国々に紹介されました。
また、マルタ島を経てスペインやイギリスに紹介されたという説もあります。
いずれにしろ、マルチーズという犬種名は
「マルタ島」という地名からきているのはまちがいありません。
マルチーズはフランスへは15世紀頃、イギリスへは19世紀頃にもたらされ、
貴婦人たちに抱き犬として大変かわいがられたようです。
イギリスのかのビクトリア女王はマルタ島から特別にお取り寄せし、
それがきっかけで一般市民の間にも大ブームが巻き起こりました。
アメリカにマルチーズが持ち込まれたのはだいたい1875年頃であろうとされています。
はじめは「マルチーズ・ライオンドッグ」と呼ばれていたそうです。
日本のマルチーズブームに火がついたのは1960年代後半で、
それ以来、小型で飼いやすい点が日本の生活事情にマッチするせいか、
常に人気犬種の座を守り続けています。
イタリアングレーハウンド
シェットランドシープドッグ
スタンダードプードル
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ペキニーズ